レアメタル資源再生技術研究会

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会長挨拶




レアメタル資源再生技術研究会
会長  藤田 豊久

 

初代の伊藤秀章会長の提案されました「レアメタル資源再生コンビナート」構築をめざした後を次いで2代目の会長になりました。レアメタルは、周期律表ではベースメタルや貴金属に比べて多く31種存在しますが、その市場規模は鉄、銅、金に比べればかなり小さいものです。しかし、日本では世界の各種のレアメタルを購入して価値のある工業用部品に加工しており、その量は世界の消費量の10%以上を占めるものが多くあり回収する責任があると思います。また、レアメタルは産地が限られるものが多く、価格は不安定で高騰することは数年前のレアアースの高騰からもわかります。このようなレアメタルの国内確保のために、日本は海外資源確保の推進、リサイクルの推進、代替材料の開発、レアメタルの備蓄を行っています。本研究会はレアメタル資源を都市鉱山から再生する技術を実用化することを中心とした研究会です。鉱山とは高品位の金属が多量に集まっているところを意味します。レアメタルの90%以上は合金として使用され、また、工場内で使用するレアメタルは多量にあるので工場内のリサイクルは容易です。しかし、レアメタルを高機能性材料として使用する場合は、わずかにビタミンのように薄膜や微粒子として使用されます。これらを用いた人工物が市場に出た後に廃棄物を回収しても品位が低く、多量に集まらなければその金属の都市鉱山とは呼べません。実際に使用済み廃棄人工物からは重量の多い、鉄、アルミ、銅、プラスチック、ガラス類、そして鍍金などの金や電極の銀などの高価な貴金属を経済的に回収できます。そのついでにレアメタルもリサイクル回収しようとする技術開発が必要です。レアメタルを含む部品のリユース、リサイクルを考えた設計と一体となった回収が重要です。よって、本研究会には静脈産業である回収に携わる、レアメアル以外にベースメタル、プラスチック、ガラス、窯業、セメントなどあらゆるレアメタルに関わり合う会社に入って頂き、どうしたらレアメタルを回収できるかを検討できたらと思います。本会が提供するレアメタル回収技術として、例えば分散型レアメタル回収方式が挙げられます。コンパクト都市鉱山マイニングとしてのモバイル型の回収方式です。ある程度量が集まれば、そこに出かけて回収する地産地消のリサイクルです。本研究会では、会員が新しい多くのイノベーション技術を創成して互いに利用し、少しでもレアメタル資源が再生されるようになることを期待します。

平成26年7月9日
レアメタル
資源再生技術研究会
会長 藤田 豊久


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